いま、あなたのペイシェントジャーニーに対する疑問は、
どんなことでしょう?


21世紀を迎えて、価値観の多様化やテクノロジーの進化は、
ロジカル・シンキングだけでは解決できない新しい課題を次々と生んでいます
そんな複雑で新しい課題にも柔軟に答えを出すための思考法が「デザイン思考」です
デザイン思考は“顧客”を中心に据える考え方でそのスタート地点は「顧客を理解する」こと
この「顧客を理解する」ためのツールとして生まれたものが
“ペイシェントジャーニー” なのです
ペイシェントジャーニを作ったけど、意味があった?
どう使ったら良い?
こうした声を耳にすることも、確かに少なくありません
でも、そんな声を聞くと「あーあ、もったいないなあ」と思ってしまいます
患者さんや医師を理解するためには
日頃どんな事で、どんな不安を持ち、どんな喜びを感じているのか
その「想い」や「経験」を本人の気持ちになって把握すること、が大事です


ペイシェントジャーニーから、どんなことを得たいですか?


いつ、どんな不安やジレンマやニーズを感じるのか
=アンメットニーズ
製品を使ってもらうために、いちばん大事になるフェーズはどこか
=レバレッジポイント
だれの、どの行動を、どう変えることで製品を使ってもらえるのか
=期待行動
どんな疾患にニーズがあり、どんな剤型が喜ばれるのか
=開発ニーズ
だれに、どんな新しい体験を届けることで、どう喜ばれるのか
=CXニーズ
これらは、ペイシェントジャーニーから
得られることの、ほんの一部です

ペイシェントジャーニーをどう作ったら良い?作ったけど、これで良い?

ぶっちゃけ、ペイシェントジャーニーを描き方は自由です
ただ言えることは、患者さんの旅路には、必ず様々なヒトやモノが登場する、ということ
医師や看護師さんなどのメディカルスタッフ
患者さんの家族や友人・知人
医師による診断時の説明や手術式や薬、etc, etc
患者さんの旅路では、こうしたヒトやモノが、患者さんの想いや経験の
きっかけ作りをしています
「主治医が説明下手で不安になる」、
「看護師さんの気遣いに安心した」
「思い切って受けた手術が成功した」、
「クスリの副作用で苦しんだ」
ペイシェントジャーニーの描き方は自由ですが、
患者さんの旅路の「全体像」を描くことが大事です
ペイシェントジャーニーを作るには、どんな情報が必要か
ペイシェントジャーニーは、こんな構成から出来ています
・病気の発症から現在までの「診療の全体像」
・その時々の「患者さんの想いや体験」
・受診以降の各フェーズでの「医師の考えや行動」
診療の全体像はいわば「骨組み」
ここには、ジャーニーフェーズごとの患者人口も重要です
そして「患者さんの想いや体験」や「医師の考えや行動」を各フェーズに書き込みます
利用する情報の情報源には、次のようなものがあります
・診療の全体像
= ガイドラインや官公庁の統計データ、RWD、Patient Reader®
・患者さんの想いや体験
= Patient Reader®、患者インタビュー、エスノグラフィ
・医師の考えや行動
= 医師インタビュー、Patient Reader®、ウェブアンケート調査

Patient Reader®には、
ペイシェントジャーニーを作るのに必要な情報がいっぱいです
Patient Reader®は、患者さんがソーシャルメディアへ発信した投稿を用いて分析します。
投稿には、発症から現在まであらゆるジャーニーフェーズに
関する想いや体験が描かれているため、
ペイシェントジャーニーに必要な構成要素のほとんどが含まれています。
さらに、ドクターが病気や薬を説明したときの発言や、処方しているクスリについても
往々にして詳細な記述があります。
希少疾患が相手でも、確実に情報を集めることができます。
・病気の全体像を知ってペイシェントジャーニーを作りたい
・ペイシェントジャーニーを作って、患者ペインポイントや
診療課題の仮説を把握したい
といったお悩みの解決策に
「Pateint Reader®」はうってつけ、なのです