こんにちは。

今日はIT系の会社さんからお問い合わせをいただき、久しぶりにF・T・川まで脚を運びました。

ビル風なのか、自然風なのか、今日の東京はとても風が強く、華奢な方は飛ばされそうな風の勢いです。

風に煽られながら見る街は、見るものすべてがオシャレで洗練されていて、凄いなあ、と感心してしまいました。

B&Oのオーディオも、この街では違和感をまったく感じさせません。

 

ただ、どこかしらヨソヨソしく「住むなら下町の方が良いかなあ」と感じるのは貧乏人の呟きでしょうか、ね。

 

さて、そんな中、色々なお話しをさせていただきましたが、医薬品会社ではまだまだ消費者志向は強くない、というのは共通した認識でした。

連載中の月刊ミクスの「ソーシャルリスニング データの活用術」にも書きましたが、

デジタル・トランスフォーメーションの時流に抗いようのない時代に、マーケティングで消費者が主導的になるのはこれまた抗い様のない趨勢なのです。

でも医薬マーケティングではドクター中心に色々な事が構築され、消費者=患者のインフルエンサーの存在もどこ吹く風と言った風潮は拭いきれません。

FDAではそんな折にPatient Focused Drug Development (PFDD)というプロジェクトを進行中です。

これは2012年に米国議会を通過した法案によって、今後は医薬品開発や製造承認手続き、市販後臨床試験といった全てのプロセスを含めて患者の声をしっかり聞くべしと決定されたことに端を発します。

これによって、もちろんFDAだけでなく、製薬企業も病院も医師も、あらゆるステークホルダーは折に触れ患者の声を聞いて、例えば同意書の書式やパンフレットなど、様々な面でその声を生かす様に推奨されたのです。

その一つが、PFDDであり、こうした方向性はいずれ日本にも及んで来るであろう事は想像に難くありません。

ご興味があれば、PFDDのペーパーを覗いてみていただければと思いますが、この中にはソーシャルメディアの声も対象になっていることが明記されています。

医療の本質は、患者である私たちの命を守り、健康を維持することです。

マーケティングがますます消費者志向が強まる中、医療消費者=患者のニーズに気を留めずして成長はない、と言えるのではないでしょうか。