こんにちは。

トランサージュの瀧口です。

今日もこちらのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

フランク・ロイド・ライトという建築家がいました。

先ごろ世界遺産に登録された国立西洋美術館の設計者でもあるル・コルビュジエ、おそらくイームズ・チェアとともに今やスタイリッシュなショールームのどこでもよく眼にする革張り椅子のバルセロナ・チェアなどもデザインしたミース・ファン・デル・ローエ、と共に「20世紀建築の三大巨匠」と呼ばれるアメリカの建築家です。

日本での作品としては、今は明治村に移築されている旧帝国ホテルの設計が有名ですし、最近ではライトがデザインした「タリアセン・ライト」もいろいろな場所で見かけます。

自分がライトの建造物に実際に触れたのは、ニューヨークのグッゲンハイム美術館でした。1959年、ライト自身がその生涯を終える約半年後に落成したこの美術館は、半世紀以上が経つ今でも美しく、革新的で機能的な建造物としてマンハッタンという土地に溶け込んで見えます。

中央に位置する吹き抜けから完全に遮蔽されることなく、腰高の白い壁に包まれた緩やかな傾斜の回廊を、一般的な美術館のように部屋ごとの仕切りもなくズーっと途切れることなく最上階から地上へと下りながら辿ってゆく展示室は、とても開放的で心地良い印象が強いものでした。

先日見た1970年代が舞台のアメリカのテレビドラマ、グッドガールズの中でマーク・ロスコ展が開催されているグッゲンハイム美術館のシーンが出てきて、ストーリー以上にそちらにワクワクしてしまいました。

 

その後、ある学会がアリゾナ州のスコッツデールが開催され、その際にやはりライトの作品として有名なタリアセン・ウェストを訪れる機会がありました。

ライトがアリゾナのこの土地に自邸兼建築学校として建てたときは、あたり一面砂漠で電気も水道もない状態だったそうですが、この建物のためにそういったインフラ整備をさせるほどライトは力があったんだ、と現地のガイドが話していました。

 

 

そんなライトの手紙の話が、日経新聞の「私の履歴書」に出ていました。

ジョー・プライスという伊藤若冲を世の中に知らしめることになる美術収集家が、今回の私の履歴書の主人公ですが、その彼が大学生の時、恩師の学部長が設計した先端的な建築案が採用されず、古臭い様式案が採用された際に憤慨して恩師の知人であったライトへ出した手紙への返信のことです。

その中でライトは若い学生に語っています。

「希望を失ってはいけない。失敗を乗り越えた後に、必ず良いことがある。」

多くの偉人が同様のことを述べています。

その意味では、そう真新しくもなく、どこにでもありそうな言葉です。

ただ、実際に自己体験として作品に数多く触れ、作品を通して横顔に触れたことのある偉人が語るその言葉は、

今更ながら自分にとっても胸に刺さる思いがします。

 

時代は混迷していますが、いつの時代もその只中ではそう感じるものなのだと思います。

振り返ってみれば、明らかに次の時代へのヒントがしっかりと歩みを進めているものです。

それは失敗を通して見えてくるのだと思います。

 

失敗や辛さ乗り越えた後には、良いことがやってくるのだ、と信じることが大切なのだと考えます。

 

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