こんにちは。

トランサージュの瀧口です。

今日もこちらのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

昨日、ワールドカフェ方式で、

市民との懇談会が信頼獲得に絶大な効果があります、

というお話をしましたら、

「ワールドカフェってなに」という、ごもっともな質問をいただきました。

 

ワールドカフェは、別にカフェを開店するわけでも何でもありません。

さも喫茶店でお茶を飲みながらの雑談のように、

事務室や病医院の会議室といった、ちょっと堅苦しい環境ではなく、

カフェの様なくつろいだ雰囲気の中で、ざっくばらんな話をする形式をカフェ方式と言います。

 

 

また、ワールドカフェという方式では、

そういった環境的な意味合いでのカフェ方式だけではなく、

進行方式も独特です。

 

例えば12人の集まりがあったら、

まず4人ずつ、3グループに分かれてもらい、

それぞれのグループであることについて、それぞれの意見を出し合います。

一定時間が経過したら、その意見を簡単にまとめて記録に残した上で、

メンバーをシャッフルして、新しい3グループで話し合います。

また一定時間が過ぎたら、メンバーをシャッフル・・・。

 

こういった方式で、それぞれが考えることや疑問を自由に出して、

お互いの考えや、疑問点を参加者全員がそれぞれに理解し、

より良いアイデアは、さらに発展させることができます。

 

このワールドカフェを一度経験してみるとよくわかりますが、

想像できないほど多くの知識の共有や、感情的または価値観的な共感、

アイデアの発展が生まれてきます。

 

医療職者(ドクターやナース、技師さんなど)と市民(患者さんという意味ではなく、近隣の住民の方々)とのワールドカフェでは、

ぞれぞれが意外なことに悩んでいたり、

市民の方々が本当にちょっとしたことも理解できないことがわかったり、

医療職者が意外な思い込みを持っていることを自覚できたり、

といった事で、大いに距離が縮まり、信頼感が高まります。

 

 

ワールドカフェの開催で大事なことは2点。

 

1)全体を進行するためのファシリテーターを置くこと。

2)どんな意見も自由に出して良いこと。出された意見を決して否定しないこと。

意見に対する自分の考えを述べるときは、その意見とのつながりを意識しながら伝えること。

 

ファシリテーターは、参加者の雰囲気をほぐし、引っ込み思案な参加者の意見も引き出し、出たがりの参加者をなだめたり、

時間配分をしたり、全体の意見を総括するといった役割がありますので、それなりに訓練が必要です。

日本ファシリテーション協会などで、こうしたトレーニングを受けることができるので、参加してみるのも手段です。

 

ちなみに私もそこで何度かトレーニングを受け、

また健康・医療みんくるファシリテーターという資格ももらっていますので、

もしご希望があればファシリテーター役を引き受けますので、いつでもお声がけください(^ ^)

 

 

ワールドカフェは、そもそも哲学カフェやサイエンスカフェといった形で、

哲学や科学の専門家が広く一般の人々にその内容を理解してほしいという目的から広まったと言われています。

確かに、哲学も量子学などの難しい科学も私たちの生活には一見無用で、縁遠いものになっています。

だから、誰もそれをきちんとわかろうともせずに、専門家との距離が開いてしまうばかり。

こうした状況を見て、哲学や科学の専門家たちが市民に理解を促し、興味を持って生活に取り入れてほしいと願い始めたそうです。

 

医療も考えてみれば同様です。

日本では特に、医療とは病気になったら病院に行って、先生のいう通りに薬を飲んでなおすこととなっています。

でも本来は日頃から自分で管理して健康で過ごすこと、

病気になっても自分で治療の選択肢を判断して選んで、

どの様な治療を望むかを考えて示すこと、

がますます重要になったいます。

 

こう行った背景を考えると、

市民に医療に関する理解を勧めることはとても重要です

 

 

ワールドカフェは

こう行った観点からも大変有用なツールなのだと思えます。

 

 

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